型取りしてしまえばコピーされる

 

ほとんどの人は会社に出勤する際に鍵をかけて施錠します。

またどこかへ出掛ける際にも通常であれば施錠します。

なぜ施錠するかというと施錠しないと泥棒などに入られてしまう可能性があるからです。

しかし施錠したからといって必ずしも侵入されない保証はどこにもありません。

もしかしたらピッキングという行為により自宅に侵入される可能性もあります。

ピッキングにはピックという工具が使用されますが、これを使用しないで簡単に開錠できてしまうかもしれない方法があります。

どういうことかというと粘土で鍵の型を取りそこに樹脂を流し込むことにより固めて鍵を偽造(コピー)する方法です。

実際にホームセンターなどへ行くと「型取りくん」と呼ばれる商品が販売されています。

この型取りくんは700円程度で誰でも気軽に購入できるものです。

これは破損してしまったものを修正するのが本来の目的ですけれども、この型取りくんを使えば鍵は簡単に偽造できてしまいます。

さらにこれを使えばそんなに時間をかけずに作れてしまうのです。

そんなに短時間で簡単に偽造した鍵自体の強度はどうかというと型取りくんが冷めて固まってしまえば強度のあるしっかりとした鍵になります。

しかし、これには1つ問題があり偽造したい鍵がなければコピーすることは難しいということです。

なので自分がしっかりと鍵を落とさないなどの管理を徹底していれば偽造される心配はありません。

自宅の鍵などが他人に渡ってしまうともしかしたらコピーされてしまうかもしれないのであまり知らない人に鍵を貸さない、預けないようにしましょう。

今回は型取りくんを使った鍵のコピー術を紹介しましたが、私たちの身近で売られているもので簡単に鍵が偽造できてしまうかもしれないということを理解しなければならないと思います。

知っておけば常に防犯への意識が高まり泥棒などが自宅へ侵入されないように何か対策をとるでしょう。

要はこの記事を呼んで実践するかしないかで侵入されることを未然に防ぐことができます。

※鍵屋では元の鍵がなくても鍵穴を覗いて鍵作製することができるようです。